
今回ご紹介するのは、名付けて「バルコニーが回遊できる家」です!
皆さん、バルコニーとベランダ、どう違うかご存知ですか?ベランダやバルコニーは、どちらも建物からせり出しています。そしてせり出している部分に屋根がかかっていないのをバルコニー、屋根がかかっているのをベランダと言います。ですから屋上にある場合は、ルーフバルコニーと言いますよね。決してルーフベランダとは呼びません。そういうことなのです。
今回のお宅は敷地が傾斜していたので、その傾斜を上手く利用してビルトイン駐車場を設けています。なので玄関には階段を何段か上がって入る造りになっています。
駐車場を地下、玄関部分を1階とすると、その左側のバルコニーは玄関より少し高くなっているので中2階にあたります。実は家の中にもスキップフロアを設けているからこのようになっているのです。そして、ちょうど駐車場の上にバルコニーを設けました。言ってみればここがお庭代わりの役目を果たしています。道路よりかなり高い位置にあり、ルーバー(目隠し)も設置したので、外からバルコニー内部はほとんど見えません。プラバシーが確保されています。
そして2階部分にも比較的広めのバルコニーを設けました。こちらは駐車場の前面道路からかなり高い位置にあり、ルーバーも設置したので、前面道路から内部は全く見えません。そして、バルコニーに面したお部屋の中も、どれだけジャンプしても見えることはない完全プライベート空間です。安心して過ごしていただくことができますね。
家を建てる時にどんな間取りがいいかプランを考えますよね。ただし、プランは二次元(平面)で考えるので、その時点で上下方向がどうなるのか、一般の方には想像しにくいと思います。我々建築のプロは、それを頭の中で三次元に置き換え、立体的に考えていくのです。特に今回のお宅は敷地に高低があったこともあり、設計の腕の見せどころでした。プライバシーを保ちつつ、外の雰囲気も取り込めるように、回遊できるバルコニーを上手く配置させていただいたというわけです。
こちらは別の角度からの外観写真です。高低差が大きいので、堅牢な雰囲気を醸し出しています。
二階のバルコニーです。空が広く大きく見えて、とても気持ちいいです。
手前に少し階段が写っているのが見えますでしょうか?バルコニーからバルコニーへと移動も可能です。
吹き抜け越しの景色です。窓を大きく取ったので景色もよく見えます。
TVボードは壁の厚みを利用して造作で造りました。こうすることで部屋の中に出っ張らないので、空間が広く感じます。
お風呂にも大きな窓を設けました。TVを見ながらゆったりと入っていただけます。疲れも取れるといいですね(^_^)
| 仕様 | ZEH仕様 ECO AIR 90 エコ・キュート 床暖房 |
| プランニング | 地形を最大限に利用したスキップフロアー型 |
| こだわりのポイント | 施主参加型の施工(和室のしっくい塗り) |







